「賄賂など5大犯罪の赦免ない」と公約の文大統領、支持率低下で立場変えるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.04 09:06
韓国与党・共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)代表が1日、「大統領に(2人の元大統領の特別赦免を)建議する考え」と述べ、政界に波紋が広がっている。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)関係者は3日、「赦免に関しては青瓦台は立場がない」とし、言葉を控えている。
関心事の一つは、李代表が李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)両元大統領の赦免を建議した場合、文在寅大統領がこれを受け入れるかどうかだ。文大統領の決定を難しくする要因の一つは大統領選挙公約だ。文大統領は2017年4月、公約集「国を国らしく」を出し、核心公約201件を公開した。その一つが賄賂・背任・横領など5大腐敗犯罪に対しては赦免をしないというものだった。