後援金問題の「ナヌムの家」…韓国京畿道が理事5人解任命令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.19 11:37
韓国京畿道(キョンギド)が18日、旧日本軍慰安婦被害者生活施設「ナヌムの家」の運営法人「大韓仏教曹渓宗ナヌムの家」に対し、理事5人の解任を命じた。解任命令処分を受けたのは理事長のウォルジュ僧侶、常任理事のソンウ僧侶など僧侶理事5人。
京畿道は理事解任の事由に▼官民合同調査妨害▼後援金の用途外使用▼補助金の目的外使用▼老人福祉法違反▼寄付金品法違反--を挙げた。
ナヌムの家法人理事会は11人で構成されている。これに先立ち10月、広州市(クァンジュシ)は定款を違反して選任された社外理事(一般人理事)3人に対して無効処分を下している。法人は京畿道の今回の処分に基づき8人の理事を解任した後、来年2月までに代わりの臨時理事8人が選任しなければならない。臨時理事選任権限は京畿道事務委任条例に基づき広州市長が持つ。