【コラム】日本・ドイツのような強大国も中国の圧迫に手をやく(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.18 10:47
◆ドイツも中国依存度を減らすために全力
ドイツの悩みも深まっている。アンゲラ・メルケル首相はこれまで西欧先進国が貿易と投資を通じて中国の行動を民主的な方向に導くことができると主張してきた。そのような信念を持っていたメルケル首相さえ、最近考えが変わった。機会があるたびにドイツ企業に中国に対する依存度を減らし、他の代替市場を探すよう求めるようになった。15年前メルケル氏が首相に就任した当時、ドイツは中国より経済規模が大きかったが、今は中国の4分の1程度に縮小した。ドイツも経済規模は成長したが、2001年世界貿易機関(WTO)加入以降、中国が世界の工場になってから格差が急激に変化した。