韓経:また大物捕まえたサムスン…台湾TSMCに「判定勝ち」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.18 08:50
サムスン電子が米国半導体メーカーのNVIDIAのグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)委託生産量を追加受注した。1月、1次物量に続いて2次発注でもファウンドリ(半導体受託生産)世界1位の台湾TSMCを抜いたことになる。サムスン電子が技術力と納期での優位を示し、TSMCから「判定勝ち」を勝ち取ったという評価が出ている。
17日、半導体業界によると、サムスン電子のファウンドリ事業部は最近、NVIDIAからアンペアGPUの生産に関する2次注文を受けた。GPUは画像情報を処理する半導体だ。
設計専門会社(ファブレス)のNVIDIAは、サムスン電子のようなファウンドリに製造を委託する。サムスン電子はことし初め、1兆ウォン規模と推定されているNVIDIAの1次注文を受け、9月に製品を供給した。NVIDIAは、GPUにDRAMなどを組み合わせて製造するグラフィックカードのGeForce RTX 30シリーズが旋風的な人気を呼ぶGPU追加生産を決定した。2次注文はTSMCが獲得するという見方が出ていたが、サムスン電子は技術力と迅速な納品条件などを掲げ、発注を獲得した。