韓国銀行、韓米通貨スワップ6カ月を再延長…来年9月末まで
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.17 07:13
韓国と米国が600億ドル(約6兆2100億円)限度の通貨スワップ契約を来年9月末まで延長した。今回で2回目の延長となる。
韓国銀行は17日、米連邦準備制度理事会(FRB)と現行の通貨スワップ契約満了時点を既存の来年3月31日から同年9月30日に6カ月延長することで合意したと明らかにした。通貨スワップ規模(限度)および他の条件もそのまま維持される。通貨スワップは通貨危機など非常時に自国通貨を相手国に預けて相手国の通貨やドルを借入れることができるようにした契約だ。韓銀はこの日報道資料を通じて「国際金融市場の危険選好心理が回復し、国内の外国為替市場が概して良好な様相を示すなど全般的に安定した状況だが、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の再拡大に伴う不確実性に先制的に対応するために同通貨スワップの延長が必要だということで意見が一致した」と説明した。