ヒッチコックの恐怖映画のようだった…蔚山を覆った10万羽根のミヤマガラス=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.16 16:40
太陽が落ち黄昏が訪れる時間。蔚山(ウルサン)の太和江(テファガン)は「カァカァ」と鳴きまくる声で天地が揺れ動いた。2日に太和江河川敷の竹林で大規模なカラスの群れに会った。午後5時ごろに数百羽が飛来し始め、日が沈むころには空を真っ黒に覆った。初めて見た人には恐怖映画のワンシーンにほかならない。アルフレッド・ヒッチコック監督の『鳥』(1963)で村を襲撃するカラスの群れより規模が大きいように見えた。
このカラスの群れの正体はミヤマガラスだ。蔚山文化観光解説士のホ・ボギョンさんが教えてくれた。ホさんは「寝床を探して毎日日が沈むころに太和江を訪ねてくる」と説明した。