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韓国国民57.6%「韓国、新型肺炎から安全でない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.16 10:11
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新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に関して国民の過半数以上は「今韓国社会は新型肺炎から安全でない」と認識している。

ソウル大学保健大学院のユ・ミョンスン教授チームが11~14日間韓国リサーチに依頼して調査した新型肺炎認識結果を16日まとめた。今回の調査は満18歳以上の全国に住む成人男女1000人を対象にオンライン質問方式で収集した。標本誤差は95%信頼水準で最大許容±3.1%ポイントだ。

 
調査によると、「私と私の家族にとって今の韓国社会は新型肺炎からどれくらい安全なのか」と質問した結果、「安全でない」(57.6%)が「普通」(30.9%)や「安全だ」(11.5%)という認識を大きくリードしたた。

「私と私の家族にとって安全でない」という認識は地域区分の中で忠清(チュンチョン、64.1%)とソウル(61.3%)で最も高かった。性別では女性が男性より認識が高かった。性別・年齢帯格別交差指標には「20代男性」(23.5%)、「30代男性」(21.1%)の感染可能性の認識が比較的に高い水準を示した。ユ教授は「その間比較的に低い危険認識を見せてきた男性若年層の感染危険認識が上がった点に注目すべき」と評価した。

「私自身が新型肺炎に感染する可能性がどれくらいあるか」という質問には、「感染可能性が大きい」は全体の16.8%を占めた。これは5月以降最も高い水準だ。「普通」は61.5%、「小さい」は21.6%だった。

特に、出勤・退勤時間が長いほど自身が新型肺炎にかかる可能性が大きいという認識が高かった。出勤・退勤時間が「2時間以上」と答えた場合には33.3%が感染可能性が大きいと答えたことに比べて「30分未満」の場合、12.9%に過ぎず約2.6倍の差が生じた。

回答者の過半数以上(58.4%)が新型コロナ感染によるレッテルが恐ろしいと答えた。これを受け、ユ教授は「コロナ禍がほぼ1年間続いているが、依然として過半数以上が感染によってつけられるレッテルを恐れている」とし、「感染した個人と地域社会に向かったレッテルを減らそうとする努力をさらに強化する必要がある」と話した。

「韓国社会が新型肺炎で最も危険だった時」という質問には、「12月現在」が26.7%で最も多かった。続いて「3月」が21.0%で後に続いた。「私の生活と生計が最も危うかった時」も「12月現在」が19.3%で最も多く、3月が14.4%で2番目に多かった。

「12月末まで対面の年末会がどれくらい予定されているか」に対する質問には「0件」が47.2%で最も多かった。また「1~2件」が32.2%、「3~5件」が15.8%、「6件以上」は4.8%だった。

ユ教授は「1年近く続いているコロナ禍の中で12月現在が最も危険だという認識が多かったのは第3次大流行が疫学的な側面だけでなく数多くの個人の日常をもう一度萎縮させる危機であることを見せる」と説明した。

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