「北朝鮮の非核化は漸進的に、開始は核凍結」=中央日報-CSIS年次フォーラム
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.16 08:08
「北朝鮮は核物質・ミサイル生産の検証可能な凍結から始めて漸進的な非核化に進まなければいけない」。
ホアキン・カストロ米下院外交委員会副委員長(5選、民主党、テキサス)は15日、中央日報-米戦略国際問題研究所(CSIS)フォーラム2020の基調演説で、「長期目標は非核化だが、現在では軍縮方式で段階的・戦略的に進むべきだ」と述べた。バイデン次期政権の対北朝鮮政策を見通しながら、北朝鮮の核問題解決法として凍結から始める軍縮モデルを提示したのだ。これに先立ち次期国務長官に内定しているアンソニー・ブリンケン氏も「私が構想するのは長期間の軍縮手続きを稼働すること」と明らかにし、民主党政権の北核接近法がトランプ大統領の「ビッグディール」式の完全な非核化から変化する可能性を示唆した。