韓経:サムスン、DRAMライン転換しイメージセンサー生産…世界1位のソニーを追撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.10 08:08
サムスン電子が来年にDRAMファブ(生産工場)1カ所をCMOSイメージセンサー(CIS)ラインに転換する。これを通じCIS生産能力を現在より約20%増やすことにした。5Gスマートフォン、自動運転車、ロボット市場が大きくなり、関連製品の「目」の役割をする半導体であるCISの需要が急増している。半導体業界では7-9月期基準でシェア21.4%のサムスン電子がシェア44.2%でCIS世界1位のソニーを追撃するための勝負に出たとの評価が出ている。
◇華城13ラインをCISに転換
9日の半導体業界によると、サムスン電子システムLSI事業部センサー事業チーム長のパク・ヨンイン副社長は先月30日に開かれた「サムスン電子インベストスフォーラム2020」の非公開質疑応答で、「現在1億800万画素以上のCISの注文が増えているが、生産は限定的。来年にDRAMファブ1カ所がCISラインに変わるだろう」と話した。パク副社長が言及したファブは12インチ(300ミリメートル)ウエハーでDRAMを生産する京畿道華城(キョンギド・ファソン)11ラインと付属建物とされる。