ソウル入りした中国外交部長「この世には米国だけがあるのか、韓中が活発に往来を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.27 07:25
中国の王毅国務委員兼外交部長の訪韓(25~27日)の観戦ポイントは大きく分けて3種類だった。▼習近平国家主席の訪韓時期の確定▼高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備関連の中国の報復除去▼バイデン政府発足後の米中間対立構図で中国の立場など鋭敏な懸案に対する答を持ってくるかどうか--だ。結論から言うと3つとも外れた。
王部長は26日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪れ文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問し、文大統領に習主席の口頭メッセージを伝達した。青瓦台の姜ミン碩(カン・ミンソク)報道官は書面ブリーフィングで「習主席は『国賓訪問の招待に感謝し、条件が許せば訪韓したいと思う』と明らかにし、文大統領は『コロナ状況が安定し次第、韓国でお会いできることを期待する』を答えた」と伝えた。