韓国、7年ぶりの「検事の乱」…きょう全国10カ所で平検事会議開催
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.26 08:04
秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長に対する職務執行停止(職務排除)措置に反発する検事たちの集団行動が広がっている。大検察庁と釜山(プサン)地検東部支庁平検事が25日声明を発表して集団反発したことに続き、26日には大邱(テグ)地検など全国検察庁10カ所で平検事会議が開かれるものとみられる。平検事会議は2013年チェ・ドンウク当時検察総長の辞退に関連してソウル西部地検平検事が招集したのが最後だった。今回招集される場合、7年ぶりのことになる。
最高検察庁所属の司法研修院第34期以下の平検事(検察研究官)30人余りはこの日「検察総長の職務執行停止処分は違法、不当だ」という内容の声明を発表した。彼らは会議を終えて発表した声明で「検察総長は検察のすべての捜査を指揮し、その結果に責任を負って法律によって任期が保障されている」として「納得できない手続きと過程を通じて電撃的にその職を遂行することができないようにした法務部長官の処分は検察業務の独立性を侵害するだけでなく、法治主義を深刻に傷つけるもので違法で不当だ」と批判した。また「検察が憲法と良心に従って職務と責任を全うできるように処分を再考することを丁寧に求める」とした。