バイデン氏、RCEP発足にけん制球 「中国ではなく米国がルール決めるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.18 09:29
米国のジョー・バイデン大統領当選者は16日(現地時間)、「米国がルールを設定するべきだ」とし、中国が主導する「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」に警戒心を示した。バイデン氏はこの日、記者会見でRCEPに関する質問を受けると「米国は世界貿易基準で25%を占めていて、われわれは他の民主主義国家と提携する必要がある」と強調した。バイデン氏は「そうしてこそ、中国や違う国々が結果を左右するようにする代わりに(米国が)国際貿易規則を設定することができる」と話した。あわせて「非常に徹底した計画がある」とし「(就任日である)1月20日に発表できるよう準備していく」と話した。
バイデン氏は今年初め、外交専門紙フォーリン・アフェアーズに掲載された「なぜ米国が再び世界をリードするべきか」という寄稿文を通じても、中国ではなく米国がルール作りをしなければなければならないと主張したことがある。この寄稿文で、彼は「米国は同盟国と合わせれば全世界の国内総生産(GDP)の半分を占める連合体として、環境・労働・貿易・技術および透明性関連のルールを制定しなければならない」と明らかにした。