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「CIA、台湾で金正男氏の息子・ハンソル氏と接触を試み…アムステルダムから連れていったかも」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.18 07:47
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ホン・チャン氏は自分たちがハンソル氏を拉致したわけでないということを証明するためにこの動画を撮影したと明らかにした。また、当時自由朝鮮側はオランダ人権弁護士などに助けられてハンソル氏家族を助ける方法を講じたという。

だが、ハンソル氏はスキポール空港に現れなかった。ハンソル氏はホン・チャン氏に電話をかけて「スキポール空港のゲートを抜け出そうとしていたところ、誰かに連れられて空港にあるホテルに留まっている。オランダに留まりたい」と明らかにした。

 
再び二人は該当ホテル1階で会うことに約束したが、ハンソル氏は現れなかった。ホン・チャン氏はCIAがハンソル氏家族を他のところに連れていったと推測した。現在、ハンソル氏の居住地は公開されていない。

ホン・チャン氏のインタビューで2019年2月22日起きた駐スペイン北朝鮮大使館侵入事件についても打ち明けた。当時ホン・チャン氏をを含む自由朝鮮側の要人は北朝鮮大使館に侵入して職員を束縛し、セキュリティー室のコンピュータ数台を盗んで逃げた。

ホン・チャン氏は犯行動機について「北朝鮮住民たちの人権が心配になったため」と明らかにした。北朝鮮政権が北朝鮮大使館内部の人々を監視しているということを証明する特定情報を狙ったということだ。

その後、ニューヨークに帰ったホン・チャン氏は14日間コンピュータのセキュリティを解くために努めた。だが、ロックを解除できず、結局連邦捜査局(FBI)・CIAとの取り引きを試みた。2019年3月FBIは金正恩政権に強力な制裁を課すという約束をホン・チャン氏にした後、コンピュータを受け取った。

1カ月後である2019年4月、米捜査当局はホン・チャン氏を公開手配した。ホン・チャン氏はこれについて「むしろ北朝鮮当局に私たちの身分を露出した格好になった」と憤った。電話インタビューで彼は「北朝鮮政権は革命、または蜂起で崩れるだろう」として反北朝鮮運動への意志を再確認した。

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