韓経:バイデン時代にも米中の対立は続くが…韓国が中国主導のRCEP参加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.16 08:45
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に加盟国が15日に署名したことで、最も大きな期待を表した国は中国だ。中国の李克強首相は「RCEP交渉の妥結は多者主義と自由貿易の勝利」とし「衝突ではなく協力で世界経済の回復に貢献するだろう」と強調した。中国国営の環球時報も「新型コロナの被害から世界経済が回復するのにRCEPが重要な役割をする」と述べた。
中国は今回のRCEP妥結に注力してきた。日本経済新聞が「米国と対立してきた中国がアジアでの孤立を避けるためにRCEP関連交渉で多くの譲歩をした」と分析するほどだ。米国の政権交代以降も米中の間で貿易紛争が続くと予想される状況で、中国はRCEPで土台を築いたという解釈が出ている。