ロボット・半導体と同盟…現代車のグローバル未来型自動車戦略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.11 09:09
日本ソフトバンクが米ロボット専門企業ボストンダイナミクスを現代自動車に売却することを議論していると、ブルームバーグ通信が10日報じた。ブルームバーグは「今回の取引は最大10億ドル規模」と伝えた。ボストンダイナミクスはマサチューセッツ工科大(MIT)出身の研究陣が1992年に設立した。4脚ロボット犬「スポット(spot)」で有名だ。横から押しても自らバランスを保ち、実際の動物のように歩行するロボットだ。2015年に登場したスポットは1秒あたり1.58メートルの速度に走行したり階段を上がったりすることもできる。
ボストンダイナミクスは優れた技術力を保有するが、製品の量産に成功していない。会社の所有主が繰り返し変わった理由だ。2013年にグーグルが同社を買収したが、17年にソフトバンクに売却した。ブルームバーグは「(現代車との)交渉は初期段階で具体的な条件が変わる可能性がある」と伝えた。現代車グループは「さまざまな戦略的投資と提携の機会を持続的に模索しているが、決定した事項はない」という立場を明らかにした。買収交渉を認めることも否認することもなかった。