韓経:対南誹謗に再び熱を上げる北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.03 10:13
今年6月、開城(ケソン)南北共同連絡事務所が爆破されてからしばらく静かだった北朝鮮の対南誹謗戦が再び激化している。
先月、朝鮮中央通信など北朝鮮の官営・宣伝メディアに掲載された対南非難記事件数は30件だった。前月(25件)より20%増えた。北朝鮮が開城工業団地内の連絡事務所を爆破して南北通信連絡船を完全遮断した6月、対南誹謗記事件数は500件に達していた。だが、同月23日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「対南軍事行動計画」保留を指示してから南側に対する非難攻勢も徐々に少なくなっていった。7月の対南非難記事件数は19件で、前月比96%急減したのに続き、8月には11件まで減少した。李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は8月に国会で開かれた統一部業務報告で「北朝鮮が対南メッセージなく傍観傾向を維持している」とした。