【現場から】米国政界まで行った「LG・SKバッテリー紛争」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.02 11:35
米国大統領選挙を1週間後に控えた先月27日、ウォール・ストリート・ジャーナルに「トランプは韓国紛争から抜け出なければならない」という見出しの寄稿文が掲載された。
米国際貿易委員会(ITC)でSKイノベーションと電気自動車用バッテリーの営業秘密侵害訴訟を行っているLG化学役員名義の寄稿文だった。寄稿の要旨は、ITCが12月10日にSKイノベーションの敗訴を決める場合、トランプ米大統領は拒否権を行使してはならないという主張だった。
まだ出ていないITCの最終決定を仮定し、その後のトランプ大統領の動きまで察して意見を提示した格好だ。大統領選挙が目前に近づいた敏感なタイミングでトランプ大統領を取り上げた、訴訟当事者である企業家の寄稿は注目された。