サムスン、スマホ市場世界1位を奪還したが、中国では後退
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.02 08:55
サムスン電子が今年7-9月期、世界スマートフォン市場で1位を奪還した。ほとんどの地域で善戦したが、中国市場での不振は続いた。来年から本格的に始まる5Gスマートフォン市場を控え、サムスンの悩みが深まっている。
市場調査会社IDCによると、サムスン電子は今年7-9月期のスマートフォン市場でシェア22.7%となり、4-6月期にファーウェイ(華為技術)に明け渡した1位を奪還した。サムスン電子の7-9月期の出荷量は8040万台と、前年同期比2.9%増加した。米国の制裁を受けるファーウェイは同じ期間、出荷量が22%減少して2位に落ちた。ファーウェイの7-9月期の市場シェアは14.7%と、前期比で5.3ポイント減少した。シャオミは出荷量が42%増加し、シェア13.1%で、アップル(11.8%)を抑えて3位になった。