【コラム】韓国、超精密映像撮影する先端人工衛星が急がれる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.26 18:03
1957年に旧ソ連が人類初の人工衛星であるスプートニク1号を打ち上げた後、米国とソ連間の宇宙競争が本格化した。米国は1960年にタイロスという初の気象衛星を打ち上げ、続いて有人宇宙船のジェミニやアポロなどを宇宙に送った。1972年には地球資源観測衛星という名前の観測衛星を打ち上げた。後に「ランドサット」と改名されたこの衛星はいまでも解像度30メートルの格子単位で地球を隅々まで観測している。
民間企業でも超精密地球観測衛星を開発している。1999年に打ち上げられた1メートルの高解像度観測衛星イコノスはグーグルアースを通じて全世界の位置・映像情報サービスを提供している。「ニュースペース時代」を迎えイーロン・マスクが設立した宇宙開発ベンチャーのスペースXは地球軌道に小型通信衛星数百個を打ち上げ、全世界の人々の情報をリアルタイムで編み出している。