韓国で32カ月ぶりに鳥インフル、アフリカ豚熱に続いて家畜防疫「非常事態」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.26 07:23
韓国では、今月初めに今年初めてのアフリカ豚熱(ASF)が発生したことに続き、国内の野生鳥類でも2年8カ月ぶりに高病原性鳥インフルエンザ(AI)が発生した。家禽類などに広まる場合、急速に拡散しかねず、当局は非常事態に陥った。
25日、韓国農林畜産食品部と忠清南道天安市(チュンチョンナムド・チョナンシ)によると、今月21日に天安市豊歳面(プンセミョン)の鳳岡川(ポンガンチョン)から採取された野生鳥類の糞便の精密検査を実施したところ、H5N8型高病原性AIの確診判定が出てきた。韓国の野生鳥類から高病原性AIの発生が確認されたのは2018年2月以降初めてだ。