韓国企業、ウクライナから初めての小麦輸入…食料安全保障事業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.22 15:19
ポスコインターナショナルが22日、ウクライナから飼料用の小麦6万8000トンを輸入したと明らかにした。昨年9月にポスコインターナショナルがウクライナの黒海沿岸に竣工した穀物輸出ターミナルから韓国に輸入された最初の小麦で、この日、仁川(インチョン)港などで荷役を始める。
ポスコインターナショナルは国内企業が海外に投資した穀物輸出ターミナルを通じて輸入された最初の事例だと説明した。また、海外インフラ構築、食料安全保障とともに未来の新しい成長戦略の食料事業が一歩さらに進展した、と伝えた。ポスコインターナショナルの周時普(チュ・シボ)社長は「国際穀物市場の価格変動性が拡大する中で、海外の農業資源を安定的に国内で調達する体系を確保した」と強調した。