コロナ前から揺れていた韓国企業…稼ぎは少なく、借入は多く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.21 15:55
企業の全般的な健康状態を示す成長性・収益性・安定性指標が昨年のいずれも悪化していることがわかった。大企業の売上高増加率がマイナスに落ち、稼ぎで利子を返せない企業の割合も過去最大を記録した。新型コロナウイルスの流行前にも相当数の企業が景気鈍化により衝撃を受けていたという意味だ。
韓国銀行は21日、「2019年企業経営分析」を発表した。韓国銀行が非金融営利法人企業74万1408社を対象に調査した昨年の成績表だ。全般的な成長鈍化が数値で確認された。ひとまず2019年の韓国企業の売上高増加率は0.4%で、2017年の9.2%、2018年の4.0%より大幅に低くなった。1年間企業を稼働したが事実上足踏みしていた格好だ。