【コラム】トランプ大統領様、おめでとうございます=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.14 10:41
約3週後の米大統領選が終わった後になって上の言葉を取り出すなら、「牛を失ってから牛小屋を直す(後悔先に立たず)」になるも同然だ。ドナルド・トランプ大統領の劣勢を占う世論調査結果が圧倒的な今、ホワイトハウスは気が焦るだけ焦っている時だ。裏を返せば、トランプ側に接近するには今が絶好のタイミングだ。米大統領選は選挙人団制度であることを忘れないでおこう。
2016年の大統領選挙を分析した『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』の著者セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツは最近、1つのグラフをツイッターに掲載した。白人優越主義極右団体である「Proud Boys(プラウド・ボーイズ)」の加入者数が先月29日のトランプのテレビ討論後、100%ほど垂直上昇したというデータだ。当時、討論会でトランプ大統領がこの団体に対して「後退して待機しろ」と話した直後、支持者が団体加入で「忠誠認証」したということだ。人は分からなくても、データは嘘をつかない。