現実に近づいた「アイアンマンスーツ」…韓国初の安定性国際標準認証
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.05 13:31
空想科学(SF)映画の中の「アイアンマンスーツ」が現実になるのだろうか。力が弱い高齢者や患者が着るだけで動きやすくなる「ウェアラブルロボット」の商用化は遠くない。大学の研究所やスタートアップのほか、サムスン・LG・現代自動車など大企業までが開発競争をしているからだ。
延世大セブランス病院ロボット再活治療室は先月末、「エンジェルレックスM」を導入した。国内スタートアップ(エンジェルロボティクス)が開発したウェアラブルロボットで、医療機器(2等級)認証も受けた。脳卒中や脊髄損傷で下半身が不自由な患者のリハビリ治療をサポートする。この製品はアウトソール(靴底)に内蔵された足底圧センサーで患者が力を集中する程度と重心移動を感知し、最適化された補助力(20段階)を提供する。かばんのように担ぐ形態の「バックパック部」では6種類の訓練モード(平地歩行、階段、着席、起立、直立不動、スクワット)を選択できる。物理治療師に患者のリハビリの程度を把握できるデータも提供する。