北朝鮮、日本の常任理事国進出に反対…「国家的な責任を回避する国」
ⓒ 中央日報日本語版2020.10.05 10:48
北朝鮮外務省が３日、日本の常任理事国進出を反対した。
北朝鮮外務省はこの日、ホームページに日本研究所のキム・ソルファ研究員名義でこのようなタイトルの文章を載せて「過去清算をどうしても回避しながら罪悪に罪悪を積み重ねている日本は絶対に安保理常任理事国になることができない」と主張した。
また「日本はわが国を不法的に強制的占領した後、１００万人余りの朝鮮人を虐殺して８４０万人余りの朝鮮人若者を強制的に拉致・連行し、２０万人の朝鮮女性たちを日本軍の性的奴隷にした」として「今日までそれに対する国家的責任を回避している破廉恥な国」と非難した。
また「日本が世界の多数の国々にばら撒いている金銭も過去の侵略と戦争で強奪した人的、物的資源で当てたこと」とし「日本が国際平和と安全保障を基本使命とする安保理常任理事国になるというのは国際的定義と人類の良心に対する愚弄であり、耐えられない冒とく」とした。
先月２２日、茂木敏充外相は国連創設７５年を記念する国連会議にビデオメッセージを送り、国連安保理改革の必要性に言及して常任理事国進出の意志を明らかにしたことがある。