全国検疫所の遠隔診療システム、医療人材不在で活用件数「ゼロ」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.01 16:33
韓国では国立検疫所・国立中央医療院間の遠隔診療システムが構築されているが、運用3年目にして使用実績が1件もないことが分かった。
共に民主党の崔恵英(チェ・ヘヨン)議員は「疾病管理庁から提出を受けた資料を分析した結果、2016年に感染症の感染拡大防止のために全国の国立検疫5カ所〔仁川(インチョン)空港・釜山(プサン)・群山(グンサン)・麗水(ヨス)・済州(チェジュ)〕と国立中央医療院間に遠隔診療システムを構築したが、2018年の運用開始以来、今まで使用実績がわずか1件もないことが分かった」と30日、明らかにした。