国民が射殺・遺体毀損されたが…北の謝罪で雰囲気が変わった韓国与党
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.09.26 09:46
北朝鮮軍が海洋水産部の公務員イさん(47)を射殺して遺体を毀損したことで危機状況を直感した韓国与党・共に民主党の25日の表情は、午前と午後で大きく変わった。
午前には一斉に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と国防部に対する護衛モードに入った。国会国防委員長の閔洪チョル(ミン・ホンチョル)民主党議員は午前、ラジオ番組に出演し、「北方限界線(NLL)北側の水域で起きたことだ。事実を確証するまで非常に難しく、米軍と協力もしなければならず(救出に動けないまま)時間がかかったようだ」と述べた。国防委員会の与党幹事の黄熙(ファン・ヒ)議員もこの日、ラジオ番組で「このようになることは全く予想できなかったようだ。CCTVを見るようにずっと見守っている状況ではなかった」と軍をかばった。共に民主党は「NLLの北側、我々の領域外で起きたことであり(国防部は)どうすることもできない。同じように対応して小銃射撃をするのか、砲撃するのか、そのようには決してできない」(ソル・フン議員)という主張も提起された。