韓経:米エヌビディア、ARMを400億ドルで買収…半導体の新しいライバルになるか、サムスン「緊張」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.15 09:14
アップル「Aシリーズ」、サムスン電子「エクシノス」、クアルコム「スナップドラゴン」。これらブランドの共通点はファブレス(半導体設計専門)企業ARMの設計を基盤に開発されたというところにある。「ファブレスの中のファブレス」と呼ばれるARMがエヌビディアの傘下に入ることになり韓国の半導体業界が緊張している。これまでは「リーグ」が違ったエヌビディアが潜在的競合企業に浮上しかねないためだ。
米国のファブレス企業エヌビディアは13日、英国のARMをソフトバンクから400億ドルで買収することに最終合意したと発表した。エヌビディアは自社株215億ドル相当と現金120億ドル、契約金20億ドルをソフトバンクに支払うことにした。
サムスン電子など韓国企業は神経を尖らせている。エヌビディアはグラフィック処理装置(GPU)専門ファブレス企業だ。サムスン電子とSKハイニックスとは主力市場が重ならない「隣町の住民」だった。しかしエヌビディアがARMを買収した後にこれら企業が同じ町内で出会う可能性が高まった。