韓国全国原発同盟「台風で原発6基がシャットダウン、再発防止策の策定を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.09 07:57
韓国では原子力発電所の近くの基礎自治団体が、最近台風で相次いでシャットダウン(稼働中断)事態が発生した原発事故の再発防止対策などを求めるため立ち上がった。
全国16の地方自治体で構成された「全国原発同盟」は8日、「原子力の安全は言葉だけか?」という題名の共同声明書を出し、原発政策決定時の原発近隣自治団体長の同意義務化、全国原発同盟に原子力安全委員会委員の推薦権付与、事故原因の徹底調査と実質的な再発防止対策などを要求した。
彼らは声明書で「今月3日、台風9号『MAYSAK(メイサーク)』で古里(コリ)原発3・4号機と新古里(シンゴリ)1・2号機が稼働中断したことに続き、後続台風である10号『HAISHEN(ハイシェン)』で月城(ウォルソン)原発2・3号機まで停止した」としながら「地震でもなく台風で原発6基が停止した事態に対して、全国16の地方自治体と所属住民314万人は深い懸念を表す」と明らかにした。