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台風8・9・10号経路を的中させた韓国気象庁、全体台風予想は日本より精度落ちる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.07 15:31
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台風10号「HAISHEN(ハイシェン)」が7日午前9時ごろ、韓国蔚山(ウルサン)海岸に上陸した。韓国気象庁は台風が東海岸に沿って北進すると予想したが、予想よりはやや西寄りに偏って陸地を経由した。

だが、慶南(キョンナム)内陸に上陸して韓半島(朝鮮半島)を貫くと予想した米軍合同台風警報センター(JTWC)や日本気象庁の予想に比べるとはるかに正確だった。

 
済州(チェジュ)大学台風予報センター長のムン・イルジュ教授は「予想とは違って台風は上陸したが、誤差の水準で見た時、おおむね正確」と話した。

◆韓国気象庁「台風8号、北朝鮮甕津(オンジン)半島上陸」 的中

これに先立ち台風8号「BAVI(バービー)」や台風9号「MAYSAK(メイサーク)」の進路予想でも韓国気象庁のほうが精度が高かった。

先月27日の台風8号は北朝鮮黄海道(ファンヘド)の甕津半島付近に上陸すると気象庁は予想し、この通り同日午前5時30分ごろ甕津半島付近に上陸した。これに比べて日本気象庁とJTWCは台風8号が北朝鮮新義州(シンウィジュ)付近に上陸すると予想した。

気象庁は「当初モデルが予測していた台風の進路よりは実際の台風はもう少し東寄りの経路で北進すると判断して予想進路を補正した」と説明した。台風9号は3日午前2時20分ごろ釜山(プサン)南西側の海岸に上陸した後、この日午前6時30分ごろ江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)付近の南側東海(トンへ、日本名・日本海)に抜けた。気象庁が1日に予想した進路、すなわち慶南南海岸に上陸して東海に進出すると発表したものと大差はなかった。

反面、JTWCや日本気象庁は全南(チョンナム)・麗水(ヨス)付近の南海岸に上陸した後、直ちに北進して韓半島を縦断すると予想していた。

このように今年韓半島に上陸した3つの台風に対して、韓国気象庁が日本や米国よりも正確な進路予想を出した。

昨年も韓半島に7つの台風が影響を与えたが、韓国気象庁の台風予想は大きく外れた事例はなかった。

◆韓国気象庁の全体台風予想の精度はまだ及ばず

だが、これは韓半島に接近する台風に限定した場合にのみ当てはまる話だ。

北西太平洋では年間平均25.9個が発生する台風全体をみると状況は異なる。韓半島に影響を与える台風はこのうち年平均(1970~2018年平均)3.2個だ。

気象庁国立台風センターが今年初めに出した報告書「台風の分析および予測技術」によると、韓日米3国の台風経路予想誤差結果は毎年違いはあるが、日本は24時間と48時間、72時間前に出す進路予想で最も誤差が小さかった。韓国は96時間と120時間予想で誤差が小さかった。

昨年の場合、29個の台風が発生したが、24時間前の予想で韓国気象庁の予想誤差は平均92キロメートルであり、日本は81キロメートル、JTWCは84キロメートルだった。48時間予想でも韓国気象庁は154キロメートルの誤差があった反面、日本は134キロメートル、JTWCは143キロメートルで誤差が小さかった。

72時間予想では日本198キロメートル、韓国206キロメートル、米国222キロメートルの順だった。

反面、96時間予想では韓国気象庁の誤差が255キロメートル、日本が272キロメートル、米国が297キロメートルで韓国が最も正確だった。120時間予想でも韓国が最も正確だった。

台風発生初期の予想は韓国がはるかに正確だが、時間が進むにつれて日本や米国と比べて精度が落ちるようになる。

特に、24時間や48時間予想の場合、欧州中期気象予報センター(ECMWF)や全球予報システム(GFS)など気象予測モデルが提示する経路よりも韓国気象庁の誤差のほうが大きかった。

◆韓国、一貫性維持しようとする傾向強く

台風専門家は「(ベトナムやフィリピンなど)他の国に進む台風に対しては韓国気象庁予報官は相対的にあまり関心を向けず、韓半島に接近する台風に集中するため」と説明する。

気象庁関係者も「韓半島に接近・上陸する台風に対しては各予測モデルが提示する経路に対して、予報官の経験が増えるので精度が上がる」と話した。

これは他の国も同じだ。台風専門家であるA教授は「過去の事例を見ると、日本や米国の気象庁予報官は概して予測モデルとして提示する数値をほぼそのまま予報として出すようだ」と話した。このために日本・米国が予想する台風進路は一日の間にも揺れが生じる時が多いということだ。

反対に韓国は先立に予想した経路に固執するあまり初期に比べて時間が進むにつれて気象庁の台風予想精度が落ちる傾向を示すことがある。専門家は「韓国気象庁は予想モデルの結果を直ちに反映するのではなく、防災次元で予想の一貫性を維持するほうに重点を置くようだ」と指摘した。

ムン・イルジュ教授は「台風が接近するころに誤差が発生しても予想より大きく外れていないために、気象庁ではひとまず大きな枠組みで予想が合っていたとすれば予想をそのまま維持しようとするようだ」と話した。

ムン教授は「予想モデルが徐々に改善されているため、各モデルの性能と特性をよく評価・分析して、モデルが出した結果を予想に積極的に反映することが重要だ」と強調した。予報官の経験も重要だが、経験を前面に出しすぎることも警戒するべきだということだ。

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    台風9号の移動経路。[写真 韓国気象庁]
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