台風10号、きょう午前釜山に接近…最大400ミリの大雨
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.07 06:37
台風10号「HAISHEN(ハイシェン)」が7日午前9時ごろ、韓国釜山(プサン)に最接近した後、東海岸に沿って北上する。当初の予想より勢力は弱まったが、依然として韓国全域に多くの雨を降らせるものと予想される。
韓国気象庁は6日午後5時基準、台風10号が鹿児島の南南西200キロメートルの海上を時速30キロメートルの速さで北北西に進んでいると明らかにした。中心気圧は945ヘクトパスカル、最大風速は時速162キロメートルの「非常に強い」台風だ。気象庁は「強風の半径は370キロメートルで、わが国全域が影響圏に入る」としながら「特に台風が近くを通過する東海岸をはじめとして、鬱陵島(ウルルンド)や独島(ドクト)は強風被害への対策をしっかり取らなければならない」と呼びかけた。
台風の経路に近い江原嶺東(カンウォン・ヨンドン)と慶尚道(キョンサンド)には100~300ミリ、一部の江原嶺東と慶尚北道(キョンサンブクド)、東海岸には400ミリを超える雨が降るところもあるとみられる。済州道(チェジュド)と全羅南道(チョルラナムド)、全羅北道(チョルラブクド)の一部地域は100~200ミリ、その他全国には50~100ミリの雨が予想されている。