韓経:ファーウェイも米国の源泉技術で設計…「中国の半導体崛起は程遠く」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.04 09:53
「ファーウェイの最も痛いところを突いた」と評価される米国政府の制裁の一つとして、5月に発表した「米国の半導体設計ソフトウェア(EDA)を使用するには、政府の許可を受けなければならない」という措置が挙げられる。米国は昨年から自国企業とファーウェイの取引を規制し始めて以来、徐々に圧迫を強化している。
ファーウェイは、コア半導体の調達から設計は子会社ハイシリコンに、生産は台湾のTSMCに任せて米国の制裁を避けてきた。しかし問題は、ハイシリコンも半導体の設計に使うツールのEDAは、米国企業の製品を使用してきたことにある。ファーウェイは結局、「独自の技術で開発した」と強調してきたスマートフォン・アプリケーションプロセッサ(AP)「キリン」の次世代モデル開発を中止することにした。