【社説】手抜かりの多い新型コロナ第2.5段階防疫…市民意識で穴を埋めねば=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.01 11:45
一昨日0時からソウルをはじめとする首都圏に実施された第2.5段階社会的距離の確保が市民の日常を大きく変えている。多くのコーヒー専門店に座っていることができなくなり、午後9時以降には食堂や居酒屋でご飯を食べたりお酒を飲んだりすることができなくなった。塾・カラオケ・ジム・卓球場も閉店した。深夜市内バスの配車間隔が長くなった。
第2.5段階は窮余の策だ。防疫の観点だけでみると、最低限の社会・経済活動だけを許す第3段階に引き上げたほうが望ましかったが、経済的波紋を考慮した政府が第3段階の一部だけを適用する第2.5段階を工夫した。第3段階への引き上げに慎重にならざるを得ない政府の立場が十分に理解できる。このような柔軟な対応は避けられない。