韓経:コロナ第1波を乗り越えた鍾閣駅の食堂も客ゼロ…廃業ドミノ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.27 11:27
新型コロナ再拡大の余波で先週(17-23日)の小規模事業者の売上減少幅が4カ月ぶりに最大となった。19日から営業停止となったソウルのカラオケボックスの売上高は80%以上減少した。新型コロナの拡大が早期に落ち着かなければ内需指標が通貨危機以来の最悪となった今年3月のような経済危機が再現されるという懸念が強まっている。
小規模事業者のカード決済情報を管理する韓国信用データによると、今月第3週の小規模事業者の平均カード売上高は前年同期比で15%減少した。全国60万ほどの事業場の売上情報に基づいて分析した結果だ。小規模事業者の売上高は今月第1週が-12%、第2週が-7%と改善に向かっていたが、先週は大幅に悪化した。先週の減少幅は新型コロナ第1波当時の4月6-12日(-16%)以来4カ月ぶりの最大となった。
新型コロナ再拡大による社会的距離強化の影響と解釈される。新型コロナ新規感染者は今月14日から3けたに増えた。これを受け、政府は19日から首都圏のカラオケボックス、ナイトクラブ、ネットカフェ、300人以上の学習塾など12種の高危険施設に営業停止措置を取った。この措置は23日から全国に拡大した。