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韓経:サムスンの野心作…クアルコムより3倍速い「スマホの頭脳」、来年初めに発売

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.26 10:07
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通信半導体開発を担当するサムスン電子システムLSI事業部はこの1年間で浮沈を体験した。世界5位圏のスマートフォンメーカーである中国vivoにアプリケーションプロセッサ(AP)のエクシノスを納品して顧客を拡大したのは「小さくない成果」だった。

だがプレミアムAP市場ではクアルコムだけでなく中国ファーウェイにも押された。「世界初の第5世代(5G)通信チップセット」のタイトルをファーウェイの「キリン990」に奪われたのが代表的だ。自社のスマートフォン「ギャラクシーS20」と「ギャラクシーノート20」の韓国・米国向けモデルにはエクシノスの代わりにクアルコムのAPであるスナップドラゴン865シリーズが使われた。システムLSI事業部が臥薪嘗胆して準備している反撃のカードが来年発売するAP「エクシノス1000」(仮称)だ。米半導体設計専門会社AMDと協業しグラフィック処理装置(GPU)の性能を大幅に高めたのが長所に挙げられる。

 
◇英ARMの代わりに米AMDと協力

25日の業界によると、サムスン電子は来年1-3月期に性能が大幅に向上した次世代スマートフォン用エクシノスAPを出す。次世代エクシノスの最大の変化は動画再生、高画質ゲームなどに必須の半導体であるGPUだという。最近スマートフォンで映像を視聴したりゲームを楽しむ消費者が増え、GPUは「スマートフォンの性能のものさし」と認識されている。

サムスン電子はエクシノスAPに英半導体知的財産(IP)・設計専門企業ARMのGPU「マリ」を使った。マリは電力が多く使われるデータ処理には適していないという評価が少なくなかった。エクシノスが適用されたギャラクシーで高仕様ゲームをしたり高容量動画を見ると「発熱が激しい」という不満があふれた理由だ。

◇カン・インヨプ社長「グラフィック技術革新加速」

サムスン電子は米AMDとの協業に突破口を見いだした。次世代製品にAMDのGPU「RDNA」の採用を推進している。AMDは「世界最高の半導体開発者・経営者」と呼ばれるリサ・スー博士が率いるファブレス(半導体設計専門企業)だ。中央処理装置(CPU)事業ではインテル、GPUではエヌビディアと肩を並べている。

昨年6月にサムスン電子はAMDとパートナーシップを結んだ。システムLSI事業部長のカン・インヨプ社長は当時、「次世代モバイル市場に革新をもたらす画期的なグラフィック製品とソリューションに対するパートナーシップを結ぶことになった。AMDとともにモバイルグラフィック技術の革新を加速化する」と話した。

サムスン電子はAMDとの協業とともに独自の研究開発能力強化に出た。先月米国法人の研究開発組織であるサムスン・オースティン研究開発センター(SARC)とアドバンスド・コンピューティング・ラボ(ACL)はGPU設計チーム人材補強などに出た。これら組織はサムスンのスマートフォンや自動車用APの性能を高める次世代製品設計に注力しているという。

◇来年発売のギャラクシープレミアムモデルに採用

次世代エクシノスに対する市場の期待は大きい。最近SNSなどを通じてサムスン電子がAMDと協業して開発した次世代エクシノスとスナップドラゴン865の性能を比較した結果が流出したが、エクシノスの処理速度がスナップドラゴンより3倍以上速かった。

新しいチップは下半期に本格稼動するサムスン電子の最先端5ナノメートルファウンドリー(半導体受託生産)ラインで生産される見通しだ。来年1~2月に発売予定のサムスン電子の戦略スマートフォンに採用されるのが有力だ。こうなると1-3月期にグローバルAP市場のビッグ3に入れなかったサムスン電子がクアルコムの次世代チップ「スナップドラゴン875」、アップルの「A14」などを追撃するだろうとの見通しも出ている。半導体業界関係者は「サムスン電子が野心を持って出した新製品であるだけに自尊心をある程度回復できるカードになるだろう」と予想する。

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