韓国の「ノージャパン」運動、愛国者だが選択的?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.17 14:01
昨年7月、日本が韓国に対して半導体・ディスプレイ生産に必要な核心材料の輸出を制限すると、韓国では日本製品に対する不買運動が始まった。ユニクロは1年以上にわたる不買運動に新型コロナウイルス(新型肺炎)拡大などに伴う措置もあり、今月だけで9店舗の閉店を決めた。しかし、すべての日本製品が打撃を受けたわけではない。任天堂スイッチ(Nintendo Switch)のゲーム『どうぶつの森』やソニーのカメラなどのように代替品のない製品に対する販売量は増加した。
これについてネットユーザーは人々の選択的不買運動、御都合主義を批判している。「選択的不買運動こそどうにかしよう。任天堂のどうぶつの森は並んで買っている。オンライン書店でも上位圏の検索語にランクインするくらいなら」「服はノージャパン、任天堂はイエスジャパン」「そこまで日本不買を叫びながら必要なものは日本産を使い、自分は買わない日本製品を私が使うとつべこべいう」「代替品があってこそ不買をするということ自体がなぜ不買をするのかに対する認識が足りないということだ。本人の欲求充足のための論理で表面を飾っている。代替品のない製品がなかったときも生きていけていたじゃないか」…。