コロナに長梅雨まで…韓国政府「内需改善、不振緩和も不確実性は続く」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.14 15:29
政府が最近の韓国経済について「実物経済の不確実性が続いている」と診断した。主要指標が改善する流れを見せているが、新型コロナウイルスの感染が広がっているうえ、長梅雨という変数も登場したからだ。先月も「経済の不確実性が高い」と評価したが、今月も慎重論を継続した。
企画財政部は14日に出した「最近の経済動向(グリーンブック)8月号」で、「最近の韓国経済は新型コロナと長梅雨などによる実物経済の不確実性が続いている」と診断した。ただ「内需関連指標の改善が続き、輸出・生産不振が緩和する状況」と評価した。特に、世界的に新型コロナ拡大傾向が続き、米国と中国など主要国の対立が深まっているため、世界景気回復の遅れに懸念を表した。