【社説】歴代最長の梅雨の教訓…風水害対策の再点検を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.10 15:04
梅雨が長くなり、人命と財産被害が雪だるま式に大きくなっている。今日午前、台風5号「チャンミー(JANGMI)」が慶尚南道(キョンサンナムド)南海岸を通過するとの予報が出され、大きな被害が懸念されている。差し当たり被害を最小限に抑えることに最善の努力を尽くすべきだが、今回の梅雨は一回性の自然災害を超え、もう少し根本的な政策修正が求められている。
すでに済州(チェジュ)は今年の梅雨期間が49日となり、気象庁が関連の予報を出し始めた1973年以降、最長記録を破った。6月24日に始まった中部地方の梅雨も昨日まで47日間続き、2013年の記録(49日間)に近づいている。首都圏や江原道(カンウォンド)には今週金曜日まで雨が降ることが予想されていて、記録を破るのも時間の問題だ。