「韓国企業、魅力ない」…海外企業の買収合併ラブコール激減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.14 09:29
ことし上半期の外国企業の韓国企業の買収合併(M&A)が、最近5年間で最も低い水準に減少した。韓国の高い規制の障壁と低い市場性のためという分析が出ている。
13日の公正取引委員会によると、上半期の外国企業による国内企業のM&Aは10件で、前年同期(19件)の半数の水準に減少した。企業結合の規模(金額)も4000億ウォン(約360億円)で、1年前(3兆7000億ウォン)の10分の1水準に縮小した。最近5年間で最も低かった。欧州連合(2件)、中国(2件)、米国(1件)の企業が韓国企業を買収したことが分かった。
韓国企業に対する外国企業からのラブコールが減った背景には、韓国企業の成長の可能性が消えたという判断がある。現代経済研究院のチュ・ウォン経済研究室長は「最近5年間を振り返ってみると、第4次産業など新しい産業群で魅力的な韓国企業がほとんど誕生していない」とし「革新や成長の可能性のある企業が韓国にあると判断しなかったということ」と述べた。