本土米軍の増援なく韓米訓練へ…戦作権転換は遅延か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.12 07:42
韓米軍当局が今年下半期の連合訓練を16-28日に実施することにした。新型コロナ感染拡大の懸念から今回の連合訓練では過去初めて海外増援戦力なく韓国軍と在韓米軍だけが参加する。また、韓国軍の戦時作戦統制権(戦作権)転換能力を確認する完全運用能力(FOC)検証は2日間だけ行う。このため文在寅(ムン・ジェイン)大統領の任期内に終える計画の戦作権転換日程に支障が生じる可能性が出ている。
韓国国防部と軍当局によると、11日には連合訓練の事前段階である危機管理参謀訓練(CMST)が始まった。続いて韓米は16-28日に下半期の連合指揮所訓練(CPX)をする。しかし今回の連合訓練には米国本土とハワイ・グアム・沖縄など海外米軍基地からの増援戦力が抜ける。韓半島(朝鮮半島)全体を対象にした連合訓練が海外増援戦力なく実施されるのは今回が初めて。