青瓦台・統一部・与党が駐韓米国大使たたき…「内政干渉」「朝鮮総督」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.01.18 09:31
韓国の青瓦台(チョンワデ、大統領府)と統一部、そして与党が17日、一斉に「ハリスたたき」に乗り出した。前日にハリー・ハリス駐韓米国大使が南北協力事業の推進を牽制するような発言をしたことに対してだ。
与党・共に民主党の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員はこの日朝のラジオ番組のインタビューでハリス大使を「朝鮮総督」に例えた。「意見の表明はよいが、我々が大使の言葉に従うのなら大使は朝鮮総督なのか」と述べながらだ。宋議員は「大使としての位置にふさわしくない過激な発言」とし「大使の職分に合わせて言葉に慎重になるべきではと思う」と話した。ソル・フン最高委員も拡大幹部会議で「ハリス大使がわが政府の南北関係進展構想に制裁の基準を突きつけたことに深い遺憾の意を表す」とし「内政干渉のような発言は同盟関係にもプラスにならない」と指摘した。