武藤正敏・元在韓国特命全権大使「文政府、民主主義を放棄…民主党は独裁党」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.06 07:07
武藤正敏・元在韓国特命全権大使が現地メディアに文在寅(ムン・ジェイン)大統領と共に民主党に対する毒舌を吐いた。武藤氏は5日、週刊誌「ダイヤモンド」に「文大統領の『国会無力化』横暴」という見出しの寄稿文で「文在寅政府が民主主義を放棄した」として「『民主党』という名を直ちに『独裁党』に変えるべきだと思うのは、筆者だけではないだろう」と主張した。韓国の不動産法が改正された過程を記述しながらだ。
また「文在寅政権は総選挙で圧勝して以来、その本性をあらわにしている」とし、「民主主義を踏みにじり、政権の思いどおりに政治を動かそうとしているのだ」と書いた。さらに「文政権の下では国会は機能を果たしていない」として「国会は審議もせず、政権の意向を追認した法律を通す、『ラバースタンプ(ハンコを押すだけの)国会』になっている」と批判した。