韓国、長距離ロケット開発…「固体燃料の鎖」外した
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.29 06:57
韓米ミサイル指針の改正で衛星などを打ち上げる宇宙飛翔体に固体燃料を使うことができるようになった。
韓国青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は28日、「ミサイル指針の改定により、28日から宇宙飛翔体に対する固体燃料の使用制限が完全に解除された」とし「すべての企業と研究所、大韓民国国籍のすべての個人は、従来の液体燃料だけでなく、固体燃料やハイブリッド型などさまざまな形態の飛翔体を自由に研究・生産・保有することができる」と明らかにした。これは1979年に韓米ミサイル指針が作られてから4回目の改定だ。
金氏はこの日の記者会見で「1979年に韓米ミサイル指針を採択して以来、固体燃料を使うことができない制約下にあった。韓国の(ミサイル)主権を取り戻すべきだとの考えをいつも持っていた」とし、このように明らかにした。