現代産業開発「アシアナ航空の資産再査定しよう」…買収から手を引く手順か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.27 08:43
HDC現代産業開発が26日、長期にわたる沈黙を破り、アシアナ航空に対するデューデリジェンス(資産査定)再実施のカードを切った。先月25日に鄭夢奎(チョン・モンギュ)HDCグループ会長と李東傑(イ・ドンゴル)産業銀行会長が電撃会合してから1カ月ぶりに出した提案だ。産業銀行など債権団は「買収条件再交渉」から一歩後退したが、現代産業開発は当初から再査定により買収状況を原点から見直すという立場だ。2兆5000億ウォン相当のアシアナ航空の「ビッグディール」は時間が過ぎるほど事実上「ノーディール」へと傾いている。
現代産業開発と未来アセットのコンソーシアムは昨年12月27日に錦湖(クムホ)産業が保有するアシアナ航空株30.77%を3228億ウォンで取得して経営権を買収する株式売買契約(SPA)を締結した。その後2兆1771億ウォン規模の有償増資をするという契約だった。だが2兆5000億ウォン規模の買収ビッグディールは原点に戻る危機に陥った。