「父の強制徴用の恨だけは晴らしてほしい」…三菱裁判で読み上げられた手紙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.24 06:59
「この裁判に勝つことは難しいという点を何度も説明しました。それでもわれわれ(被害者の遺族)は両親の恨(ハン)を晴らしたいと思っています」。23日午後2時、光州(クァンジュ)地方裁判所203号法廷。三菱重工業を相手取り慰謝料請求訴訟を提起した日帝強占期の強制徴用被害者遺族の弁護人が裁判所に了解を求めた後に読み上げた手紙の内容だ。
この日、被害者遺族は光州地方裁判所民事14部(部長イ・ギリ)の審理で開かれた公判を控えて「法廷で必ず読んでほしい」とし、キム・ジョンヒ弁護士の手に手紙を握らせた。キム・ジョンヒ氏は「原告は全員、強制動員された被害者の遺族」と話し始めた後に手紙を朗読した。