河野防衛相の「金正恩氏の健康疑われる」発言 なぜ?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.09 11:24
◆米国「金正日総書記は3年以内に死亡」予想適中
米国の場合、対北朝鮮監視装備とヒューミント(人的ネットワークを通じた情報収集)を武器に、北朝鮮体制の内部を綿密にのぞいている。特に金正恩委員長の健康は関心の筆頭だ。2008年夏に金正日総書記は循環器系統の異常で危機を迎えたが、同年11月に復帰した。当時、米中央情報局(CIA)ソウル拠点I.O(intelligence officer、情報収集要員)は収集された情報に基づき「3年持ちこたえるのは容易でない」と判断した。2011年12月に金正日総書記が死去すると、CIAをはじめとする米情報当局の正確な判断を可能にした情報源泉に対する関心が高まった。