【コラム】ポストコロナ時代の経済政策(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.07 10:48
◇「住宅価格格差」郊外開発で解消
富の不平等も緩和しなければならない。所得と富の不平等は国民に大きな政府とポピュリズムを好ませる主要因だ。富の不平等を緩和するためには家計資産の70%以上を保有している不動産価格を安定させる必要がある。現在のような超低金利で通貨量が増えれば通貨価値が落ち、長期的に不動産価格が上昇する可能性が大きい。富の不平等が政府介入を増やし再び不平等が深まる悪循環に入る可能性がある。住宅価格はインフラと密接な関係がある。低所得層居住地域に交通・流通・教育・育児インフラを集中的に構築して富の不平等を緩和し、同時に住宅価格を安定させなければならない。課税を通じて住宅需要を減らすよりは郊外に交通インフラを構築し都心の住宅需要を減らす解決法を使わなければならない。