韓経:日本、報復宣言も…「輸出禁止」には消極的だった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.30 07:39
日本政府は昨年7月1日、半導体・ディスプレーの核心素材3品目に対する韓国輸出規制を宣言したが、輸出を1年間認めなかったものはないことが把握された。韓国の半導体・ディスプレー生産に大きな支障が生じないのは、一部の国産化および輸入先多角化のためでもあるが、最も大きな理由は日本政府が「脅しただけでアクションを取らなかった結果」と考えられている。
これは日本が当初の意図とは違い国際社会の非難を考慮したためという分析が出ている。日本政府は昨年7月以降も引き続き韓国が戦略物資関連管理を徹底していないため輸出規制をすると主張してきた。しかし韓国だけでなく国際社会、日本国内でも歴史問題に関連して日本が輸出報復をするという認識が強かった。このため日本当局は3品目の輸出を2、3カ月遅延させて韓国企業に圧力を加えたが、全面的な輸出禁止にはしなかった。