韓国与党議員「安倍氏の『韓国G7参加反対』姑息な手…嫌韓政治だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.29 06:41
韓国与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)共に民主党議員は28日、日本が主要7カ国(G7)首脳会議を拡大して韓国を参加させるという米国の構想に反対意志を表明したという報道に関連し、「相次ぐ政治不正などで低迷している支持率を挽回するための『国内用嫌韓政治』だ」と批判した。宋氏は第21代国会外交統一委員長を務めている。
宋氏はこの日、フェイスブックを通じて「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)『パンデミック』で全地球的な対処が必要な状況なのに、個人の支持率を引き上げるための『嫌韓政治』に乗り出している安倍晋三日本首相の無責任な姿に強い遺憾を表明する」と明らかにした。
この日、共同通信によると、日本政府は先月末にドナルド・トランプ米国大統領がG7に韓国・オーストラリアなどを含めようと明らかにした直後、米国政府に韓国の参加に反対するという立場を伝えた。日本は北朝鮮や中国に対する韓国の姿勢がG7とは違うとして憂慮を表明しながら、現在のG7の枠組みを維持するべきだという意志を米国に明らかにし、米国側は「トランプ大統領が最終的な判断をする」と反応した。