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正義連理事長を名前で呼んだ李容洙さん「一緒にやるだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.28 10:08
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「ナヨンと会いました。一緒にやることにしました」。旧日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは27日、中央日報との電話通話で「近いうちに前に出る場を一緒にすることにした」としてこのように明らかにした。

李さんが姓と肩書きを省いて名前で呼んだ人は「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の李娜栄(イ・ナヨン)理事長だ。李さんは李理事長とともに記者会見をすることにし、記者会見の主題は慰安婦歴史教育館の設立などという。

 
李さんは5月に尹美香(ユン・ミヒャン)議員と正義連に対し公開的に問題を提起した。「挺対協(正義連)は直せない。解体しなければならない」(5月13日、月刊中央インタビュー)として正義連解体を主張した。ところが李さんが正義連理事長を名前で呼び、記者会見を一緒にすると確認したのだ。

李さんは記者との通話で「ナヨンが大邱(テグ)にいる私を訪ねてきたが、顔は2度見るものだ。一緒にやって正しくしっかりやってみなくては」と話した。

最近大邱では旧日本軍慰安婦被害者である李さんを中心とする新たな市民団体「アイ・キャン・スピーク」(仮称)の発足が推進されているとの話が出ている。22日には「慰安婦被害者家族対策協議会」が発足し、李さんと吉元玉(キル・ウォンオク)さんを代表として推挙するというメディア報道も出てきた。

これに対し李さんは「代表であれ理事長であれ、共同代表などはしないだろう。そうしたものを私がなぜするのか」と繰り返し話した。李さんはこれに先立ち23日の中央日報との通話でも「(代表推挙に対し)提案がきてもやらないだろう」と話していた。

疲れがたまっているように小さな声の李さんは「いまも横になっている。たびたび(私に)尋ねずに、ナヨンと一緒にすることにしたことなどについては私をそばでいつも助けてくれるAさんに聞いてみなさい」とした。

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